売上債権回転率について解説


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■売上債権回転率とは

売上債権回転率とは、売上債権の回収効率を表す指標のことです。

売上債権回転率 = 売上高/売上債権

売上債権の回収効率がよいほど、売上債権回転率は上がります。

また、同じような指標で、売上債権回転月数というものがあります。

売上債権回転月数 = 売上債権×12/売上高

これによって、売上債権が何ヶ月分の売上高に相当するかをみます。こちらは少ない方が効率がよいということになります。また、月数ではなく日数でみる場合もあります。その場合は、次の式となります。

売上債権回転日数 = 売上債権×365/売上高

売上債権の回転効率が悪いということは、資金繰りが悪いということを示します。店頭での現金販売を基本とする小売業や、飲食業の場合、売上債権回転率は非常に高くなります。


 ●売上債権回転率が悪化する原因 

売上債権回転率悪化には次のような原因が考えられます。
@取引先の経営状態悪化により売上債権ができなくなっている。
A手形の決済を遅らせるため、発行済みの手形を新規の手形と差し替えている。
  (手形のジャンプ)
B取引先の力が強く、支払いまでの期間が長くなる。


 ●売上債権回転率の改善ポイント 

売上債権回転率の改善のポイントには次のようなものがあります。
@支払い期日の把握、遅れに対する催促など売上債権の管理を強化する。
A同じ取引先で売上債権の偏りがないよう、与信管理を強化する。
B支払い期間の短縮など決済条件の変更をする。


ただし、売上債権の回収をゆっくりにすることは顧客にとってはメリットがあります。これを逆手にとって、あえて支払期日を遅めにして顧客拡大を図るというマーケティング戦略を採用する場合もあります。

関連ページ : 売上債権>>   与信限度額>>  


  
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