小売の輪とは何かを解説


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■小売の輪とは

小売の輪とは、輪が一回りするごとに小売業の革新が進むという小売のビジネスモデルのライフサイクルを表した理論で、マクネアにという学者によって提唱されました。

小売の輪では、次のようなサイクルを描いて小売業が進展していくとしています。

革新的な小売業者が既存の小売業界にローコストで市場参入して、価格競争によってシェアを奪う
追随業者が次々に参入し、価格競争がより一層の激しさを増す。
価格だけでは差別化できなくなり、価格以外の付加価値をつけた競争が展開される。また、創業時からの社員の年齢が上がり人件費も増加、規模拡大によって本部費などの間接費も増加していく。結果、薄利多売から高粗利路線へと進んでいく。
価格が上がってきたところで、新たに革新的な小売業者が誕生し、ローコストで市場参入してシェアを奪う


日本では、かつて百貨店に対して価格競争をしかけたダイエーが革新的小売業者として例にあげられますが、やはりコスト増が課題となり後から参入してきたディスカウンターにシェアを奪われています。

一方で、アメリカのウォルマートは、拡大してもなお低粗利の路線を突き進みながら今でもディスカウンターとしての地位を保っており、小売の輪には当てはまらないとされています。


  

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