掛率とは、メーカー小売価格(定価)に対する卸値の割合のことです。小売店から見ると、(定価で売ることを前提とすれば)仕入原価率となります。
通常、過去の取引実績などから小売店ごとに掛率は決まっていますが、商品や購入量によって掛率は変化することがあります。
例えば、あるメーカーのフラッグシップの商品(注力ブランド商品、差別化商品)は、高掛率で取引されることがあっても、同じメーカーの廉価版商品の掛率は低くなる場合があります。また、一般的に新商品ほど掛率は高く、発売から年を経るごとに掛率は定価していきます。
メーカーにとって、掛率の維持は重要な問題です。発売する商品をどういうカテゴリーで売るか、あるいはどういうブランドで売るかによって掛率が数ポイント変わる場合があるので、新商品の発売の際に製品のポジショニングを慎重に考える必要があります。また、営業もむやみに掛率を下げないような販売をする必要があります。
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