自己資本比率とは、総資産における自己資本の割合のことで、企業の安全性を示す指標です。。自己資本比率は貸借対照表の項目を使って、次のように計算されます。
自己資本比率 = 株主資本(評価・換算差額等含む)/総資産
(株主資本(評価・換算差額等含む)
= 純資産−新株予約権−少数株主持分)
自己資本比率は会社の資金の出所の中で、自己資本がどの程度であるのかを把握するものです。自己資本比率が低いと借金の利息が収益を圧迫や借金返済不能などのリスクが大きくなります。
自己資本比率は一般的に30%以上が健全とされていますが、自己資本比率が高すぎると自己資本に対する利益率(ROE)が悪化するため、事業の活性化に繋がらないということもあります。
また、自己資本比率が高いということは、銀行などが貸し渋りをして、ハイリターンを狙ってハイリスク覚悟の投資家から集めたお金の比率が高いという考え方もできるので、必ずしも「自己資本比率が高い=安全性が高い」とはならないということに注意が必要です。
自己資本比率の逆数を財務レバレッジといいます。
2006年5月から新会社法施行により、自己資本と純資産は違うものを示すようになり、項目にも変更がありました。
純資産 = 株主資本(評価・換算差額等含む)
+少数株主持分+新株予約権
純資産には、今まで株主資本とか自己資本と呼ばれていた「株主資本(評価・換算差額等含む」に少数株主持分と新株予約権が新たに付け加えられました。
したがって、上記の自己資本比率の他に、純資産比率という形でも安全性を見る場合があります。(ただし、純資産は上述のようにこれまでの自己資本とは異なるため、純資産比率と従来の自己資本比率とは連続性のない指標になります。)
純資産比率 = 純資産/総資産
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