GDPとGNPの違い、GDPデフレーターについて解説


投資学経営学用語集
N's spirit 投資学研究室 > 株式用語・経営用語 > 英数字 > GDP

■GDPとは

GDPとは、国内総生産の略で、国内で生産された商品やサービスの総額を表し、国内の経済状態を測る指標となっています。GDPに関連する指標として、GDPを国民の人数で割った国民一人当たりのGDPや前年からの成長率を表したGDP成長率があります。GDPには、単純に市場価格だけで考えた名目GDPと、物価変動を考慮した実質GDPがあります。

かつては、国内の経済状態を測る指標としてGNP(国民総生産)が用いられていました。しかし、GNPは文字通り国民(その国に1年以上居住する人で国籍ではありません)が生産した商品やサービスになります。

日本で考えると、GNPには日本企業が海外で生産した商品やサービスを含まれるかわりに、日本国内で外国企業が生産した商品やサービスを含まれません。GDPの場合はその逆になります。

日本企業の海外進出や外資系企業の国内進出が活発になっている現代では、GDPの方がより正確に国内の経済状態を測ることができます。そのため、近年ではGNPに代わりGDPがよく用いられるようになっています。

GDPは式で表すと次のようになります。

 GDP = 民間消費 + 民間投資 + 政府支出 + 輸出 ― 輸入

また、GDPとGNPの関係は式で表すと次のようになります。

 GNP = GDP + 海外からの所得 − 海外に支払う所得


※GDPデフレーター
GDPデフレーターとは、商品やサービスの価格変動を示す指標で、物価が上昇しているとプラス、下落しているとマイナスを示します。消費者物価指数が個人消費者が購入するものにスポットをあてているのに対し、GDPデフレーターは設備投資などを含む経済全体の動きを示すため、物価の動向をより正確に把握することができます。名目GDPからGDPデフレーターを差し引くと、物価変動の影響が調整された実質GDPになります。

参考:世界各国のGDPおよびCPIの上昇率


  
 用語集 
株式・経営用語 ア行
株式・経営用語 カ行
株式・経営用語 サ行
株式・経営用語 タ行
株式・経営用語 ナ行
株式・経営用語 ハ行
株式・経営用語 マ行
株式・経営用語 ヤ・ラ・ワ行
株式・経営用語 英数字



N's spirit 投資学研究室 > 株式用語・経営用語 > 英数字 > GDP
投資学経営学用語集

Copyright (c) N's spirit. 2004-2005 All rights reserved. 株式投資日記 外国為替証拠金取引 株式用語