ファースト・ムーバー・アドバンテージについて解説


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ファースト・ムーバー・アドバンテージとは

ファーストムーバーアドバンテージ(First Mover Advantage 以下FMA)とは、早く開始・実行したものの方が、後から開始・実行したものよりも優位に立てるということを示します。

 ●FMAの例 

FMAが効く製品やサービスの代表例として以下のようなものがあります。

地域や製品分野において限られた市場規模しかなく、先発することでその市場の大半を一気に抑えてしまえるもの(例えば、鉱物資源の採掘権など)
先発によるブランド認知や信頼で差別化を図れるもの
操作性などユーザーが一度使い慣れると他に乗り換えるのが面倒になるもの(スイッチングコストが高いもの)
最初に開始することで、デファクトスタンダードを取りやすいもの
特許などの制度上の優位があるもの

FMAには、
・チャネルを早期におさえることができる
・カスタマーロイヤリティ(またはブランド)を早期に築くことができる
というメリットがあります。


 ●SMAの例 

一方、後から開始・実行したものが優位に立てるセカンドムーバーアドバンテージ(Second Mover Advantage 以下SMA)が効く製品やサービスには以下のようなものがあります。

他の製品、サービスなどで構築した優位性(例えばブランド、カスタマーベース、チャネルなど)を生かせるもの
技術革新が早いもの
後発の方が投資、コストを低減できる可能性が高いもの
同質化、模倣が容易なもの

SMAには、
・顧客教育コストを低くおさえられる
・政治や法的なリスクをおさえられる
というメリットがあります。

特にある業界のリーダー企業の場合は、その業界の2位以下の仕掛けたことに対してSMAを効かせるケースが多くなります。


  
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