バーンレートとは、1ヶ月にいくらお金を失うかを表すものです(すなわち「キャッシュアウト−キャッシュイン」です)。バーンレートは、ベンチャー企業でよく使われる指標で、バーンレートが大きいほど、会社が消費する資金額大きいということになります。
ベンチャー企業は、バーンレートを見ながら資金調達を考えていきます。例えば、バーンレートが1000万円の場合、1億2000万円の資金調達ができれば1年はお金のことを考えずに会社を運営させることができます。
ただし、1億2000万円を調達する際には、審査期間と、調達先がお金を振り込むまでの期間に必要な資金も見込んでおかないと、実際には1年もたずに資金がショートしてしまいます。
例えば、審査期間が3ヶ月、審査が通って振込までの期間が最大2ヶ月だとすると、17ヶ月分の1億7000万円の資金調達をして初めて1年間は資金を気にせずに会社を運営できることになります。
したがって、資金調達する際は、審査期間と振込(実際にキャッシュを手にする)までの期間を考えた上で、調達額を決める必要があります。

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