ベンジャミン・グレアムについて解説


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 ■ベンジャミン・グレアムとは

数値を重視したバリュー投資家。

※略歴
1894年にロンドンで生まれ。コロンビア大学を卒業後、ウォール街で働くことになりました。グレアムは証券会社の債券部で働き、1926年に自ら投資会社グレアム・ニューマン社を設立しました。さらに1928年からはコロンビア大学のビジネススクールで教鞭をとります。(そのときの教え子のひとりがウォーレン・バフェットです。)

1929年に株価大暴落して、グレアム・ニューマン社は大変な損失を被りましたが、何とか生き残っていくことに成功し、逆に市場には割安株が放置されているとして、強気の構えを見せていきます。そして1933年には株価が回復し、グレアム・ニューマン社は再び活況を取り戻します。

1956年に引退し、UCLAの経営大学院教授となり、1976年に82歳でこの世を去りました。

有名な著書に「証券分析」、「賢明なる投資家」があります。


※グレアムの投資スタイル
グレアムの投資手法は売上高、利益、配当利回りなどの投資尺度を重視したバリュー投資です。グレアムは証券会社の債券部で債券の安全性を評価するため、企業収益や純資産の比率に基づいた企業の元利払い能力を調査する仕事をしていました。そうした数値分析を株式投資をする際にも重視したようです。

また、グレアムはリスク分散をするため、100銘柄もの株を保有していました。さらに常に安全余裕率を見て株を買っていました。安全余裕率とは、自分で見積もった価値よりもさらに安い株なら購入してもよいという余裕率を表すもので、例えば、20ドルの価値があると見積もったものを14ドルで購入できたなら、それは安全余裕率30%ということになります。


※投資対象(定性評価)
・人気がなく調査があまりされていない企業
・無名の中小企業
・財務体質が健全なのに売られている知名度の高い企業


※投資対象(定量評価)
・利益成長率が同業他社に比べ高い企業
・売上高利益率の高い企業
ROEが高い企業
・長期間継続して配当実績のある企業


※主な投資対象
GEICO、ノーザン・パイプラインなど


 ●グレアムの著書紹介 

新賢明なる投資家 上 《改訂版――現代に合わせた注解付き》
新賢明なる投資家 下 《改訂版――現代に合わせた注解付き》   おすすめ
グレアムの著書で最も有名な投資古典「賢明なる投資家」に金融ジャーナリストのジェイソン・ツバイクが注釈を付けたものです。原文をそのまま残した上に、近年の事例を追加で紹介しています。最近の市場でもグレアムの考えが十分通用するというのが本書を通して理解できます。

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