再生戦略の基本ステップについて解説


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 ■再生戦略の基本ステップとは

再生戦略においては、いきなり売上を増加させることを目指さずに、まずは足元の財務状況改善をして、その後事業体質の改善を実施し、最後に成長力の回復をさせるのが常道となっています。これは、破綻した企業だけでなく、破綻に近い企業でも同じです。

■一般的なステップ
財務状況の改善 ⇒ 事業体質の改善 ⇒ 成長力の回復


 ●財務状況の改善 

まずは、財務状況の改善により危機的状況から脱出する必要があります。

■追加融資(例えばDIPファイナンス)の獲得
■負債の圧縮
■資本の増強

まずはこれらの策により短期的な資金繰りを改善する必要があります。


 ●事業体質の改善 

危機的な状況を脱したのちに、事業体質の改善を図ります。特にすぐにでもできるコスト削減策があれば、早めに手を打って、無駄な資金の流出を防ぐことに専念します。

■コスト削減
一般的にコストの中で高い割合を占めるのが人件費です)

■資産の圧縮
売掛金や棚卸資産の圧縮により資金繰りを改善します

■コア事業への集中
特にノンコアと位置づけた事業を早めに換金することで資金繰り改善につながります

■事業プロセスの改善
サプライチェーン・業務体制の効率化


 ●成長力の回復

短期的な機器を脱出し、定常的にキャッシュフローをプラスにできる事業体質にしてから売上拡大へと進みます。このステージになってはじめて、R&Dや営業力強化、設備投資などを積極的に進めていきます。


  


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