オプション取引のメリット・リスクを解説


投資学経営学用語集
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 ■オプション取引 メリット・リスク

 ●オプションのメリット 

オプション取引には大きく3つのメリットがあります。

※レバレッジが効かせられる(買いの場合)
オプション取引では、買いの場合、現物資産の取引に比べ大きなレバレッジ効果を得ることができます。日経平均225オプションの場合を考えます。

例えば、11月始め時点での日経平均が14000円だとします。日経平均に連動するETFを買った場合と12月限で権利行使価格14500円のコールオプションを140円で買った場合とを考えます。

日経225オプションでは通常1単位1000枚でやりとりするので、1単位分(14万円分)を購入したこととします。ETFの場合は100枚分、つまり14万円分買ったとします。この場合、両者の投資額は同じになります。

12月の満期日に原資産(日経平均)の価格が14800円だったとします。このときの利益は次のようになります。

ETFの場合 : (14800円−14000円)×100 =8万円
オプションの場合 : (14800円−14500円)×1000 −14万円 = 16万円

となります。さらにリスクにさらしたお金から投資効率を考えると次のようになります。

ETFの場合 : 8万円/14万円 = 57%
オプションの場合 : 16万円/14万円 = 114%

このように、オプション取引では原資産の取引と比べて大きなレバレッジ効果を得ることができます。

※値幅制限が無いため利益が大きく取れる場合がある(買いの場合)
オプションには値幅制限がないので、買いの場合大きな利益を得ることができます。特に満期日に近いオプションは相場が思惑の方向に大きく変動すると、急激に価値が高騰します。その場合、数日にして価格が100倍なんてこともあります。

※時間的価値の減少によって利益が得られる(売りの場合)
原資産価格から遠い権利行使価格のオプションは満期に近づくにつれて価値が減少していきます。なぜなら、権利が行使される可能性が低くくなっていくためです。

したがって、売りから入っているとオプションの価格はどんどん時間的価値を減少していき、満期日に近くなったオプションほどそれが加速していきます。


 ●オプションのリスク 

メリットの大きいオプション取引ですが、そのメリットとは表裏一体のリスクがあります。レバレッジが大きいことや、値幅制限がないことは売りから入っていた場合に大きな損失の原因になります。また、オプションの買いの場合、時間的価値の減少により、満期日を待たずしてほとんど無価値になってしまうことが考えられます。

また、当然のことながら原資産の価格変動リスクもオプションのリスクとして挙げられます。

  


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