外国為替証拠金取引とは何かを解説


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 ■外国為替証拠金取引とは1

本来、外国為替取引は銀行間の市場(インターバンク市場)で100万通貨単位で行われています。この為替取引を個人投資家でも行えるように1万通貨単位に小口化して、一定の担保で取引できるようにしたのが外国為替証拠金取引です。外国為替証拠金取引の最大の特徴は金利の高い通貨をレバレッジを効かせて運用できるところです。

外国為替証拠金取引では、一定の証拠金を担保に通貨を借りてきて、その通貨を売って、別の通貨を買うことにより、為替差益や金利差を得ることができます。株式投資の信用取引のように元手の資金よりも大きな資金を動かす事ができます。

したがって、レートが有利な方向に向けば、元手に対して大きな利益が生まれますが、その逆に元手以上の大きな損失を被る場合もあります。しかし、最近ではこうしたこと防ぐために証拠金の何割かの損失が出たら自動的に反対売買を行う「自動ストップロス」という仕組みを各証券会社とも取り入れています。

外国為替証拠金取引には「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」、「マージンFX」など様々な呼び方があります。


 ●取引時間 

為替取引は株式と違い、24時間マーケットが動いています。その中で、東京で取引が盛んな時間帯を東京為替市場、ロンドンで取引が盛んな時間帯をロンドン為替市場などと呼んでいます。

外国為替証拠金取引の場合は日本時間の朝7時からニューヨーク時間の夕方5時(日本時間で土曜日の早朝)までが業者の取引時間になります。

以下に世界三大市場と言われる、東京為替市場、ロンドン為替市場、ニューヨーク為替市場の特徴を説明します。


※東京為替市場
東京為替市場は顧客取引の多い市場として知られています。顧客取引とは我々の個人や企業との取引のことを言います(ちなみに顧客取引でない取引は銀行間取引です)。したがって、為替ディーラーは顧客の動きを参考にしてポジションを作っていくそうです。最近は外国の銀行がシンガポールなどにアジアの拠点を移すこともあって、東京市場は80年代に比べるとやや低迷しているようです。


※ロンドン為替市場
ロンドン為替市場は世界一の取引高を誇る市場です。全世界の為替取引の約3割がロンドン市場で行われています。取引高が多いのは、ロンドンが国際金融の中心に位置する都市であることと、時間帯的にアジアやアメリカからも取引に参加できることが要因のようです。


※ニューヨーク為替市場
ニューヨーク為替市場は世界第2位の取引高を誇る市場です。ニューヨーク市場の時間帯はアメリカの経済指標が発表される時間帯になることが多いため、特に前場は市場の動きが活発になって、為替レートが大きく動くことが多くなります。取引の薄くなるニューヨーク市場の後場は、世界の市場参加者のポジション調整となることが多いようです。取引の薄い後場では大口取引で値が大きく動くことがあるため、市場参加者がポジションを決済して利益確定をするためです。


 ●取引形態 


外国為替証拠金取引の取引形態は株式などと違い相対取引になります。相対取引とは取引をする当事者間の契約に基づいて行う取引です。

外国為替証拠金取引では、証券取引所のように公に決められた価格でやりとりする機関がありません。つまり、業者の言い値に同意すれば、それで取引成立となります。

ニュースなどで伝えられるマーケットの目安となる為替レートはあり、そのレートを参考に業者側がレートを提示してきます。実際はマーケットのレートにいくらか手数料分を上乗せしたレートを提示してきます。

このときマーケットのレートとあまりにもかけ離れているレートを提示してくる業者は、仮に通常の取引手数料が安くても、あまり良心的な業者とは言えないと思います。


  


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