市場規模の推定方法は、海外の場合も論理式を用いることが基本となります。しかし、海外マーケットの市場規模推定の際には、マクロ環境を表す指標をベースにした論理式を使うことが多いです。
ここでは、海外市場参入の際に使えそうな2つの方法を紹介します。
ある商品の市場規模が、特定の指標と何か関係がある場合、先に参入している国や、特定のデータが明らかになっている国の市場規模から規模を推定することができます。
例えば、X国の1人あたりGDPとX国のパソコンの普及率に相関が見られそうだとわかった場合、Y国のパソコンの潜在的市場規模は次のように求められます。
X国パソコン普及率 / X国1人あたりGDP
= Y国パソコン需要 / Y国1人あたりGDP
Y国パソコン需要 =
X国パソコン普及率 × Y国1人あたりGDP /X国1人あたりGDP
また、両者が単純な比例関係ではなく、ある関数になって表される場合は、
X国パソコン普及率 = f (X国1人あたりGDP)
となる関数fを求めて、
Y国パソコン需要 = f (Y国1人あたりGDP)
としてやればよいことがわかります。
普及率を表す代表的な関数としては、ロジスティック曲線があります。
国単位で市場規模を推定する際に使えるのが貿易指標です。貿易指標を使う場合のロジックは以下のとおり非常に簡単です。
ある国の市場規模 = 国内生産量 + 輸入量 − 輸出量
この手法は非常に簡単ですが、市場規模の推定として使う際に、分類が粗く必要なデータが取得できないことがデメリットとして挙げられます。
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