海外の市場規模の算出・推定方法


投資学経営学用語集
N's spirit 投資学研究室 > マーケティング思考を身につける > 市場規模の推定方法(海外)

 ■市場規模の推定方法(海外)

市場規模の推定方法は、海外の場合も論理式を用いることが基本となります。しかし、海外マーケットの市場規模推定の際には、マクロ環境を表す指標をベースにした論理式を使うことが多いです。

ここでは、海外市場参入の際に使えそうな2つの方法を紹介します。


 ●特定の経済指標との関連を見出し算出する 

ある商品の市場規模が、特定の指標と何か関係がある場合、先に参入している国や、特定のデータが明らかになっている国の市場規模から規模を推定することができます。

例えば、X国の1人あたりGDPとX国のパソコンの普及率に相関が見られそうだとわかった場合、Y国のパソコンの潜在的市場規模は次のように求められます。

 X国パソコン普及率 / X国1人あたりGDP
 = Y国パソコン需要 / Y国1人あたりGDP

 Y国パソコン需要 = 
   X国パソコン普及率 × Y国1人あたりGDP /X国1人あたりGDP


また、両者が単純な比例関係ではなく、ある関数になって表される場合は、

 X国パソコン普及率 = f (X国1人あたりGDP)

となる関数fを求めて、

 Y国パソコン需要 = f (Y国1人あたりGDP)

としてやればよいことがわかります。

普及率を表す代表的な関数としては、ロジスティック曲線があります。


 ●貿易調査による推定 

国単位で市場規模を推定する際に使えるのが貿易指標です。貿易指標を使う場合のロジックは以下のとおり非常に簡単です。

 ある国の市場規模 = 国内生産量 + 輸入量 − 輸出量

この手法は非常に簡単ですが、市場規模の推定として使う際に、分類が粗く必要なデータが取得できないことがデメリットとして挙げられます。


  


<<マーケティング・定量分析へ戻る 消費者の購買行動の類型へ進む>>
 マーケティング基礎
マーケティング・プロセス
マーケティングの4P
製品戦略
価格戦略1
価格戦略2
価格戦略3
価格戦略4
サービスの価格戦略
価格モデルの革新
流通戦略
プロモーション戦略
競合の模倣を防ぐ方法
ブランド戦略
法人マーケティング1
法人マーケティング2
マーケティング・定量分析
市場規模の推定
市場規模の推定(ATARモデル)
市場規模の推定(海外)
市場規模の推定(ロジスティック曲線)
市場規模の推定(BASSモデル)
消費者購買行動の類型
ステージゲートシステム





N's spirit 投資学研究室 > マーケティング思考を身につける > 市場規模の推定方法(海外)
投資学経営学用語集

Copyright (c) N's spirit. 2004-2005 All rights reserved.