市場規模の算出・推定方法


投資学経営学用語集
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 ■市場規模の推定方法

市場規模を推定することはマーケッターの重要な仕事で、その精度の高低が商品やサービスの売れ行きに大きな影響を与えます。

既存商品のモデルチェンジの場合は、自社の販売量から市場規模をある程度読むことができますが、新しいカテゴリーに商品やサービスを展開する場合は、何らかの方法で規模を推定する必要があります。


 ●推定の基本は論理式の構築 

市場規模を推定する場合に、最も重要となるのが論理式の構築です。そして、売上を表す論理式として代表的なのが次の式です。

 売上 = 顧客数 × 1回あたりの購買数量 × 購買頻度 × 客単価

すなわち、、顧客数と客単価がわかれば市場における売上規模がわかるわけです。この論理式を推定が容易な要素で構成することがポイントとなります。

(論理式の構築にはいくつかのパターンがあります。詳細は「現象をモデルで考える」をご覧ください。)


 ●顧客数、購買数量、購買頻度を推定する 

顧客の数を推定する方法には次のようなものがあります。

1.ターゲット世代 × 購買意向率で求める
これだとターゲットとする世代を国あるいは地域の人口統計で求めて、実際に買いたい思う人の割合や購買頻度などをアンケート調査などで求めれば算出することができます。

2.類似商品の購入数を調査する
販売しようとしている商品の類似商品を販売量を調べるという手があります。こうすると顧客数、購買数量、購買頻度をひとまとめにして調べることができます。(ただし、それぞれの個別数値がわからないというデメリットがあります)

3.通行量 × 入店率で求める(顧客数)
飲食店などで用いられる方法です。



 ●客単価を推定する 

客単価を推定するには、次のようなものがあります。

1.アンケート調査により妥当な単価を推定する
消費者向けの代表的な手法としてPSM分析があります。法人向けの場合だと地道な調査が必要になります。

2.代替しようとしている商品やサービスにかけているお金を調べる
例えば、資料作成時間が半分になるソフトウェアの場合、1人当りの資料作成にかかっているコスト(人件費)がどの程度かがわかれば、そのまま単価として求めることができます。特に法人相手の商品、サービスの場合に有効です。


  


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