負債の種類について解説


投資学経営学用語集
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 ■負債の種類

負債と一言に言っても様々な種類のものがあります。ここでは主な負債と、活用場面などを紹介します。


 ●期間 

負債は、借りる期間によって長期と短期に分けられます。財務諸表のルールによると、返済期限が1年以上先のものを長期、1年以内のものを短期として分けています。

負債で資金調達する際の望ましい借入期間は、資金の用途によって変わってきます。基本的には、長期的な資金の手当てのために借りる場合は長期で借入れをし、短期的な資金の手当てのために借りる場合は短期で借入れをします。

長期借入れは一般的に金利が高いので、短期的な資金需要を賄う際には、金利コストが高くついてしまい、逆の場合借り換え頻度が高くなってしまうからです。



 ●金利 

金利には、固定金利型と変動金利型があります。固定金利は貸し手・借り手双方にとってリスクが大きく、銀行融資は変動金利である場合が多いようです。



 ●様々なオプション 

社債の場合、銀行融資のように、単純に一定の利払いをして返済時期に元本を返すという普通社債と、様々なオプションのついた社債があります。

例えば、新株予約権付社債は、社債に新株予約権がついていて、貸し手は新株予約権を行使して、株式を取得できるオプションがついています。借り手はオプションを付与することで、普通社債よりも低い金利で社債を発行することができます。詳しくは、以下のページで説明しています。

新株予約権付社債
転換社債型新株予約権付社債



 ●発行通貨 

社債の場合、ドル、円、ユーロなど通貨も様々です。債券の場合、借入れ通貨がわかるようにドル建て、円建て、ユーロ建てなどと表現します。

なお、国際的な債券は、国際銀行ロンドン支店で取引されており、伝統的にユーロ債(eurobond)と呼ばれています。これらの債券は、ドルユーロ債とか円ユーロ債と呼ばれます。欧州単一通貨のユーロと混同しやすいので、注意が必要です。



 ●担保 

借入れは、無担保の場合もあれば、何らかの担保を供して行われる場合もあります。信用力のある会社の場合、無担保の借入れ枠は非常に大きいのですが、信用力の小さい会社の場合、無担保での枠は小さく、枠以上に借入れをしようとする場合、担保が必要となります。

一般的に、担保にはその会社の資産が充てられ、設備や売掛金などが対象となってきます。



  


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