競合の模倣を防ぐ方法について解説


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 ■競合の模倣を防ぐ方法

新しく切り開いたマーケットが魅力的だとわかると、競合企業はすぐに追随の手を打ってきます。しかし、ものによって競合による追随が容易な場合と、そうでない場合があります。ここでは、追随されにくい条件をいくつか紹介します。


 ●FMAが効く場合 

FMA(ファースト・ムーバー・アドバンテージ)が効くものは、先手をとった方が圧倒的に有利なので、大手と言えども後発にとって魅力的でなくなる場合が多くなります。

1.製品やサービスの模倣は簡単だが、先発によるブランド認知や信頼で
  差別化を図れる場合。
2.操作性などユーザーが一度使い慣れると他に乗り換えるのが面倒になる場合。
3.最初に開始することで、デファクトスタンダードを取りやすい場合。

特にネットワークの外部性が働くもの(ユーザー数が増えること自体がビジネスの価値を増加させるもの)は、FMAが効きやすくなります。


 ●競合が追随することで失うものが大きい場合 

競合が追随することで、既存のアドバンテージを失ってしまう場合も追随しにくくなります。具体的には以下2つが該当します。

1.追随することでブランドイメージを損なわれる場合。
2.追随することで既存顧客から反発を受ける場合。
3.業務オペレーションや社風を変えないと追随できない場合。


 ●特許や法規制が壁になる場合 

新技術の場合や規制のある産業の場合、特許や法規制によって追随を防ぐことができます。


 ●業界の常識から大きく外れている場合 

業界の常識から大きく外れている場合、競合は追随しようとしても既存の常識が足かせとなり、追随のスピードは大きく遅れることになります。特に大企業の場合、社内の説得・調整が大きな障壁となってきます。


  


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