ロジカルなプレゼン資料の作り方


投資学経営学用語集
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 ■プレゼン資料の作り方2

前のページに、目的を明確にし、聞き手の分析をすることについて書きましたが、ここでは、ポイントを伝えるためのストーリー作りについて解説します。


 ●ストーリーとは 

ストーリーとは、自分の結論(=聞き手を望む方向へ動かすためメッセージ)を言うための話の流れのことです。ストーリーの例として次のようなものがあります。



重要なのは、個々のチャートよりも先にストーリーを作ることです。よくあるのが、手元にあるデータからチャートを作ってしまって、ストーリーが曖昧になるパターンです。そうではなくストーリーを最初にしっかり作りこみ、個々のチャートで言いたいことを言うためのデータを集める方がはるかに効率的かつ効果的なプレゼン資料になります。



もちろん、情報収集の段階で、ストーリーが成立しないことがわかれば、組み直す必要はありますが、手当たり次第データを集めるよりは、はるかに効率的です。


 ●ストーリーの種類 

ストーリーの種類には以下のようなものがあります。

■現状(背景、現状の分析)−課題−アクション(解決策、具体的な実行策)
■背景−結論−理由1−理由2−理由3・・・
■特徴−利点−利益−証拠 (FABE

1番上ののストーリーはビジネスシーン(例えば、企画提案をする際)に最もよく使われるパターンです。

2番目のストーリーは、同じビジネスシーンでも上司と部下など比較的背景の情報などを共有化できている場合や、メールの文章などでよく使われるパターンです。

3番目のストーリーラインは、テレビショッピングなどでよく使われるパターンです。


 ●よいストーリーとは 

よいストーリーとは、聞き手から出てくる疑問や興味に対する答えがスムーズに出てくる流れになっている状態です。

例えば、聞き手があるメッセージAを見て、「AということはもしかしてBなのかな?」という疑問をもったときに、その次のメッセージに「調査の結果Bであった」ということが書いてあると、聞き手としてはスムーズにプレゼンの内容が頭に入ってきます。

ここで、逆にBとは全く関係ないCという話が展開され始めると、聞き手の頭がモヤモヤした状態のままプレゼンが先に進むことになってしまいます。

つまり、完成度の高いストーリーにするには、前のページにも書いたとおり聞き手をしっかり分析しておく必要があるということになります。

このように書くと、ごくごく当たり前のことのように思いますが、実際にはこの点を押さえられてないことでの誤解、紛糾といった例は数多く見られます。


 ●伝えるポイントを絞る 

ストーリーをある程度決めたら、次にやることが伝えるべきポイントを絞ることです。ポイントとは、「これさえ言っておけば相手はアクションを起こしてくれるという」キーになるものです。聞き手が覚えられるポイントは5つくらいが限界だと考えられるので、多くても5つ、できれば3つくらいに絞るのがよいでしょう。(例えば、市場、競合、自社で1つずつポイントを出すなど)

そのためには、結論を言うための根拠として必要なことでも、プレゼン対象者がすでに知っていること、口頭でも簡単に説明できることなど、省けると判断できるものはなるべく省いてポイントを絞ることが重要です。




ストーリー作りが完了すると、次に個々のチャートの作成です。プレゼン資料の作り方3に進む


  


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