アスベスト・石綿について解説


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 ■アスベストとは

アスベスト(石綿)とは、繊維状の天然鉱物のことです。石綿は、「せきめん」、「いしわた」と呼ばれます。アスベストが主に工業的に使われているのは白石綿(クリソタイル)、茶石綿(アモサイト)、青石綿(クロシドライト)です。

これらアスベストを使った主な製品は、防音材、断熱材、保温材、ブレーキライニングやブレーキパッドなどです。以前は建築工事で、保温断熱の目的でアスベストを吹き付ける作業が行われましたが、1975年に原則使用が禁止されました。

また、茶石綿(アモサイト)と青石綿(クロシドライト)は1995年の労働安全衛生法で、これらを含む製品の製造、輸入、供給、使用が禁止されました。その後、2004年に白石綿(クリソタイル)も同じように禁止されました。

アスベストは、そこにあること自体は問題ではありませんが、飛散などによって体内に取り込まれることが問題となります。


 ●アスベストが体に悪いわけ

アスベストは、その繊維が極めて細かいため、空中に浮遊するという特徴があります。また、半永久的に分解、変質せず及び地表に沈降したものが再度粉じんとして空中に飛散するため、環境蓄積性が高い点ことが特徴です。

このため、アスベストは人の呼吸器から吸入しやすいという特質を持っています。アスベスト粉じんを吸入することによって起こる健康影響としては、悪性中皮腫をはじめ、石綿肺、石綿肺がんなどがあります。

アスベスト粉じん人のが呼吸器系に吸入されると、他の粉じんと同様に、異物として、マクロファージに取り込まれ、溶かされて、最終的にはタンとなって体外に排出されます。しかし、粉じんの大きさなど吸い込んだ状況によって残る場合があると考えられています。

※アスベストに起因しておこる病気

悪性中皮腫 肺を取り囲む胸膜、肝臓や胃などの臓器を囲む腹膜、心臓及び大血管の起始部を覆う心膜等にできる悪性の腫瘍です。若いときにアスベストを吸い込んだ人のほうが悪性中皮腫になりやすいそうです。潜伏期間は20〜50年といわれています。
石綿肺 肺が繊維化してしまう「じん肺」の一つです。「じん肺」を起こすものとしてはアスベストのほか、粉じん、薬品等多くの原因があげられますが、アスベストによっておきた「じん肺」を特に石綿肺とよんで区別しています。
石綿肺がん 肺細胞に取り込まれたアスベストの物理的刺激により肺がんが発生するとされています。しかし、詳しいメカニズムは解明されていません。

  
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