前のページまでで、理論株価を求めることができました。さらに、ROICを使うと将来の企業価値増大の可能性があるか判断することができます。
| ●企業価値増大の可能性はあるか?(ROICの算出) |
将来のROICを求めることで、企業の現在の株価の妥当性だけでなく、将来的に企業価値を高められる余地があるかどうかがわかります。ROICは次式で表されます。
ROIC=NOPAT/投下資本
投下資本 = 株主資本 + 有利子負債
したがって、将来予測される投下資本を求めることで、将来のROICを推定することができます。ROICが前のページで求めた割引率より高いとその企業は価値を高めているということになります。
ROICの詳細はこちら
外国株式の場合、為替のリスクを勘案する必要があります。
為替リスクは、理論株価の計算の本来の意味から考えると、FCFに見込む方が正しいと言えます。ただし、FCFに見込む場合、計算が複雑になるので、簡易的に求める場合は、割引率にリスクプレミアムとして上乗せしてみてもよいかもしれません。
ケースと図解で学ぶ企業価値評価
DCF法で株価分析をするにあたって大いに参考にさせて頂きました。株価分析の他にも企業価値の算定方法がキヤノンを例に細かく記されています。企業価値算定方法は株式投資をする上で必須の知識だと思います。
企業価値評価 【実践編】
下記の企業価値−バリュエーションを参考にして書かれた、日本版の企業価値評価の本です。日本の企業3社(東京製鐵、カゴメ、三共)を実例に挙げ、企業価値評価の手法を記載しています。企業の現状分析、資本コストの算出、複数のシナリオから考えた業績予測といったステップを踏んで、最終的な企業価値や一株あたりの株主価値(株価)の算出まで詳細に記されています。
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株価の妥当性を判断する
理論株価算出1
理論株価算出2
理論株価算出3
理論株価算出4
実際に理論株価算出するときの手順
業績と株価の関係を分析
配当割引モデル
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