トービンのq、Qレシオはともに企業の資産に注目した株式指標です。PBRが資産の簿価に注目した指標であるのに対し、トービンのqとQレシオはともに資産の時価に注目した指標になっています。
トービンのqとは、ジェームス・トービンが提唱した指標で次の式で表されます。
トービンのq = (負債の時価総額+株式時価総額) / 資産の時価総額
トービンのqは、企業が事業活動により生み出している価値が、保有資産の時価総額より大きいかどうかを見る指標です。トービンのqが1より小さいと株価は過小評価されていると考え、1より高いと株価は過大評価されていると考えます。
トービンのqは、M&Aの対象となる企業の評価に用いられることがあります。
Qレシオとは、日本の株式市場で生まれたもので、次の式で表されます。
Qレシオ = 株式の時価総額 / (資産の時価総額 − 負債の時価総額)
Qレシオは、企業の純資産の時価が株式の時価総額に対してどの程度かを示す指標です。つまりQレシオを使うと、純資産の含み益が多ければ株価が割安になります。そのためPERやPBRが異常に高い株でも割安な株であるという説明がつくため、バブル期の日本で投資尺度として頻繁に使われていました。
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PER
PBR
ROEとROA
PCFR
EV/EBITDA
EVAとMVA
ROICとOOIC
トービンのqとQレシオ
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