ここでは、企業の生産性について説明します。生産性を見ることで企業の投入した経営資源に対するアウトプットを知ることができます。
付加価値とは、企業が仕入れたものが、商品になるまでに付与された価値のことです。付加価値の計算方法には2種類あります。中小企業庁方式と日銀方式です。
■中小企業庁方式
中小企業庁方式では、付加価値は次のように求められます。
付加価値 = 売上高 − 外部購入価値
外部購入価値には、材料費、購入部品費、運送費、外注加工費などがあります。
■日銀方式
日銀方式では、付加価値は次のように求められます。
付加価値 = 経常利益 + 人件費 + 貸借料 + 減価償却費
+ 金融費用 + 租税公課
中小企業庁方式では、付加価値は売上高から外部購入分の価値を差し引いたものという考え方に対し、日銀方式では、付加価値は製造課程で積み上げられていくという考え方になっています。
売上高に対する付加価値の割合を付加価値率といいます。
資本生産性とは、有形固定資産あたりに生み出す付加価値の割合を示す指標です。
資本生産性 = 付加価値 / 有形固定資産
資本生産性が高い会社というのは、少ない設備で大きな付加価値を生み出しているということになります。
(参考) 資本生産性の詳細>>
労働生産性とは、従業員一人当たりがどれだけ付加価値を生み出しているかを示す指標です。
労働生産性 = 付加価値/平均従業員数
一般的に、製造業では労働生産性と資本生産性は、トレードオフの関係にあると言われています。
(参考) 労働生産性の詳細>>
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