標準原価について解説


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■標準原価とは

標準原価とは、予め設定した製品やサービスの目標となる原価レベルのことです。原価の流れのどこかの時点で標準原価を組み入れて、標準原価と実際原価の差異を分析をして経営管理に生かしていきます。


 ●標準原価の設定 

標準原価は、標準直接材料費、標準直接労務費、標準製造間接費を設定することで
設定できます。

■標準直接材料費
 標準直接材料費 = 標準消費量 × 標準価格

標準消費量は、歩留り、設計図、過去の実績データを用いて決定します。標準価格は材料の予定価格を用いて決定します。


■標準直接労務費
 標準直接労務費 = 標準直接作業時間 × 標準賃率

標準直接作業時間は、過去の経験・実績に基づいて決定します。標準賃率は予定賃率から決定します。


■標準製造間接費

 部門別予定配賦率 = 部門別製造間接費予定額
                 /部門別予定配賦基準数値

 標準製造間接費 = 部門別予定配賦率 × 許容標準配賦基準数値

製造間接費予定額には、予算を用います。


 ●標準原価を用いるのに適した企業 

標準原価を用いるのに適した企業として、次のような企業があげられます。

■生産の標準化が行われている企業
技術革新によって生産条件や作業条件があまり変わらない企業に適しています。

■大量生産が行われている企業
逆に多品種少量生産を中心に行っている企業には適しています。

■労働集約的な企業
標準原価計算は、もともと直接労務費の能率管理のために考案されたものなので、現場作業員の能率管理には最も適していると考えられています。


  


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