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2010年12月26日
 ■ 「日本品質」で世界を制す!

本書では、日本以外の企業(特にアジア企業)の品質レベルが高まっている一方で、日本の品質が危ういと言われている中での日本企業の今後戦い方を提言しています。

後半の部分は本書と同じ遠藤氏の著書「プレミアム戦略」と内容的には被る部分がありますが、私自身、中国のローカルメーカーの製造現場をいくつか見てきた中では、本書の提言である情緒的価値の構築という部分には大いに賛同できる部分があります。(実際、中国ローカルのメーカーも、品質面での差別化を考えており、そこそこの機能的品質を作り出す仕組みは十分にできあがっています。その上でコスト競争力が高いのです。)

本サイトのターゲットである投資家視点では、情緒的価値を提供できる企業の見極めが、経営層や戦略企画者の視点では、いかに情緒的価値を生み出すかがポイントになってくるのでしょう。



2010年12月17日
 ■ マッキンゼー:変革期の体質転換戦略


本書では世の中の構造変化に対して、企業がどう変わっていくべきかという提言をまとめています。発刊が1985年のため、生産や設計の外部活用など今となってはごくごく当たり前のことも書かれていますが、組織、人材面などソフトの部分は現在でも通じる部分も多いです。裏を変えせば、25年前に本書で提言されたことを実行に移すには高い障壁があるということの表れだと思います。(人の特性は今も昔も変わらないということでしょうか)

企業の構造改革を推進する方や、現状の企業体質を何とか変えていきたいという方におすすめの一冊です。



2010年12月04日
 ■ 過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

コンサルティング会社の採用試験で行われるフェルミ推定やケース面接を題材とした本です。

フェルミ推定では、「シカゴにピアノ調律師は何人くらいいるか?」といった一見捉えどころのない問題に対してロジックを重ねて推定すること、ケース面接では、「新聞社の売り上げを増やすには」といったやや漠然とした経営課題に対して考えられる打ち手を漏れなく網羅的に提示することが求められます。

本書では実際の試験に使われた問題を20ケース収録、回答例は著者が現役の外資系コンサルタントとのディスカッションを経て作成しています。

本書のターゲットであるコンサル志望の方はもちろんですが、一般企業で戦略立案を担当されている方にも戦略の初期仮説を立てるのに有効な一冊です。



2010年12月03日
 ■ 最強の営業戦略

BtoB(およびByoBtoC)における営業戦略を題材として、できる営業マン、できる営業組織のノウハウを体系化して整理された本です。顧客のターゲティングから営業活動の効率化や標準化などを論理立てて書かれている上に、内容が実践的であるため、わかりやすくかつ実務への即効性が高いのが特徴です。図表の表し方もコンサルらしく明快です。

営業担当者はもちろんBtoBマーケティングに関わるスタッフにもおすすめの一冊です。





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