« 2010年02月 | N's spirit 投資学・経営学日記 | 2010年06月 »

2010年03月25日
 ■ 企業価値評価 第4版 【下】

昨日紹介した本の下巻になります。企業価値評価の基礎的、理論的な内容が多かった上巻に比べて、下巻はM&A、リアルオプション、エマージング市場での価値評価、銀行などの個別業種における評価方法など応用的な内容になっています。

特にM&Aの場面における価値創造のことを知っておくと、市場で起こっている買収に対する感度が大いに高まると思います。

参考:ファイナンスの基礎知識・理論



2010年03月24日
 ■ 企業価値評価 第4版 【上】

企業価値評価のバイブルと言える一冊で、上下巻あるうちの基礎や理論を記した上巻になります。

DCF法、資本コスト、ROICの計算、予測財務諸表の作成など企業価値評価を実施する上で不可欠な知識をハイネケンのケースなど実例を交えて紹介。実践的なテクニックも多く盛り込まれています。

経営を勉強している方はもちろん、投資家にとっても、機関投資家がどのように会社の評価を下しているのかを知るという意味でも、また自らファンダメンタル分析に基づいて企業価値評価をするという意味でも必読の書だと思います。


参考:ファイナンスの基礎知識・理論



2010年03月17日
 ■ [新版]グロービスMBAファイナンス


コーポレート・ファイナンスの分野を基礎からしっかり学びたいというファイナンス初学者にうってつけの一冊です。本書なら企業価値とは、リスクとは、リターンとは、キャッシュフローとはという基礎に対して簡単な事例も交えてしっかり答えてくれます。

しかし、内容は概論にとどまっているので、ファイナンスをこれから本格的に学びたい方は、本書を入門書として、すでにこのサイトで紹介している以下3冊とあわせて読むことをオススメします。


ファイナンシャル・マネジメント 企業財務の理論と実践
コーポレート・ファイナンス上巻
コーポレート・ファイナンス下巻



2010年03月16日
 ■ 戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策

戦略系コンサルティングファームの採用試験では、フェルミ推定やビジネスケースに関するインタビューが実施されるそうです。ビジネスケースとは、ある会社の経営課題をケースとして与えられ、その課題に対する解決策を提示するというものです。(フェルミ推定についてはこちらの記事を参照ください)

本書では、そのビジネスケースの例を36個収録。さらにケースのタイプを12に分類し、それぞれのケースを解くために必要とされるフレームワークを紹介しています。


【ビジネスケース、12の分類】
・新規市場参入
・業界分析
・M&A
・新商品開発
・価格戦略
・成長戦略
・起業/新規事業の立ち上げ
・競合の動きに対する対抗策
・売上増加
・コスト削減
・利益増加
・ターンアラウンド


本書は、戦略コンサルタント志望の方に向けて書かれているものの、上記の12個のフレームワークは、事業戦略やマーケティング戦略の立案に携わる方にとっても、業務の中で必要な論点を提示してくれる心強い味方になるものだと思います。

参考:経営戦略の基礎



2010年03月15日
 ■ 戦略評価の経営学―戦略の実行を支える業績評価と会計システム


会計には、企業の成績を対外的に示すためにルールに則り作成される財務会計と、企業の経営状態や人材評価などに使うために各企業が独自の考え方に基づいて導入される管理会計がありますが、本書は、後者の管理会計を扱った本です。

管理会計とは、人材や部門の業績を見える化し、コントロールするための手法で、決まったルールがないので企業の戦略に基づいてオリジナリティのある指標を構築することができます。有名な管理会計の代表例として挙げられるのが、京セラのアメーバ経営やモービルのバランススコアカードなどがあります。

本書は、以下の3部構成からなっており、管理会計指標を構築、または改善しようとする際の最適なガイドラインになるでしょう。

・戦略実行のための業界分析や組織デザインへの言及
・業績評価システムやバランススコアカードなど評価のための手法紹介
・目標設定方法や統制システムなどのコントロール面の手法紹介

参考:経営管理の会計をマスターする





Copyright (c) N's spirit. Since 2004 All rights reserved.