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2009年08月24日
 ■ カプランのオプション売買戦略


オプション取引をしようと思っている人は、この本を必ず読んだほうがよいでしょう。本書では、オプション価格が決まる要因やボラティリティなど基本的なことから、様々なポジションを組み合わせたオプション売買戦略という応用編まで、オプションについて多岐に渡った解説をしています。

特にオプション売買戦略では、市場がどの方向に動くと予想されるときでも利益を上げる手法があることがわかる他、リスクを限定的にしながら確実な利幅を得る方法まで、様々な組み合わせが紹介されています。

オプション取引をしない人にとっても、本書の売買戦略に書いてある発想を知っておくのもよいのではないでしょうか。



2009年08月02日
 ■ 戦略策定概論 企業戦略立案の理論と実際

本書は戦略立案の必携本と言えるでしょう。本書は、大きく以下5つのポイントでまとめられています。

・戦略の定義
・分析のためのフレームワーク
・PMS(Product Market Strategy)の策定プロセス
・マーケティング戦略
・それらを支える機能別戦略(技術、生産、販売など)

各ポイントが、フレームワークできっちり整理されているのが分かりやすいです。

初版は95年とやや古いですが、内容は今でも色あせていない普遍的なものが多く、これからも十分活用できる内容です。

以前、紹介した「戦略のレシピ」とあわせて読むことで、戦略立案のためのツールに関する理解がぐっと深まると思います。



2009年08月01日
 ■ キャズム

ハイテク・マーケティングに従事する人にとっては必携の書ともいえる本だと思います。

本書では、ハイテク製品が世の中に普及し、メインストリーム市場で成功を収めるためには、「キャズム」という溝を越えなければならない、そしてそのキャズムを越えるためのマーケティングこそがライバル企業をうちか負かす源泉となると書かれています。

こうしたコンセプトを元に、本書は、キャズム理論の概要、成功事例、成功させるために考えるべき具体的なマーケティング戦略の順に構成されています。

投資という観点で捉えると、どの商品がキャズムを越えたのか?あるいはキャズムを越えようとしているのか?を探ってみることで、ハイテク企業のマーケティング力の良し悪しを判断できるのではないでしょうか。(当たれば目立つが、その影にひっそりと消えていった商品も多数あるはずです)





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