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2009年03月15日
 ■ コーポーレートファイナンス2


昨日に引き続き、下巻の紹介です。

オプション、様々な負債、リスク管理、財務計画、企業再編・合併などを紹介しておりファイナンスの応用編という位置づけになります。内容はかなり専門的ではありますが、文章自体は平易な書き方になっているので、上巻がある程度理解できれば、下巻を読み進めることはできるでしょう。

とはいえ、上巻に比べれば財務担当者向けの要素が濃い内容なので、一般の個人投資家であれば、本書のような掘り下げた部分まで足を踏み入れる必要はなさそうです。

ただ、強いて言うなら企業合併の章を読んでおくと、買収合戦などの際に知識と役立つと思います。



2009年03月14日
 ■ コーポーレートファイナンス


これまで、いくつかコーポレートファイナンスの本を紹介してきましたが、この本はコーポレートファイナンスの決定版といえる本だと思います。上下巻あわせて、1400ページ近くのボリュームがあるので、全部読むのは大変ですが、ファイナンスの内容を網羅的におさえてあるので、辞書のように使える本だと思います。

上巻では、現在価値の考え方、リスクとリターンの考え方、資金調達と資本構成など、本サイトでも取り上げているファイナンスの基礎的部分に触れられています。

以前紹介したファイナンシャルマネジメントは財務諸表の基礎知識を延長させてファイナンス理論を紹介するという構成で、ファイナンスの導入部分をおさえていましたが、本書はそこからさらに発展させてファイナンスを本格的に学びたい方がもつのに適した本だと思います。

どの章も非常に示唆に富んでおり、コラムも面白いです。経営者、企業の財務担当者はもちろん、企業側のファイナンスに対する考え方を理解するうえでは、一般の投資家にもおすすめできる内容です。





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