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2008年11月05日
 ■ ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則

ジレット、フィリップ・モリス、キンバリー・クラーク、ウェルズ・ファーゴなどを例にあげて、平凡な会社がいかにしてエクセレントカンパニーになったかをまとめた本です。(いくつかはウォーレン・バフェットのお気に入りの会社でもあります。)


エクセレントカンパニーの特徴を簡単に内容をまとめると
1.謙虚さと意思の強さを持ち合わせた経営者
  (野心は自分ではなく会社のために)
2.目標・やることを決める前に適切な人を選ぶ
  (適切な人を選んでから目標を定める)
3.厳しい現実を直視する一方で最後には勝つという確信を失わない
4.自分の事業を深く理解し、単純に考える
5.従業員を管理しない。自由と責任を与える
  (適切な人を選べば、必要以上の管理は不要)
6.技術の流行には乗らない、技術の応用で先駆者になること
  (技術は会社の基本的価値観に従属する)
7.段階的な進化をし、革命的で劇的な結果を生む


経営者だけでなく投資家にとっても役に立つこと間違いなし。まさに名著だと思います。



2008年11月04日
 ■ プレミアム戦略


本書では、プレミアムを「機能的価値(見える価値、上質感)に情緒的価値(見えない価値、作り手との見えない絆)の両方が高いもの」と定義しています。代表例として車のポルシェをあげています。

この物あまりの時代では、いかにこのプレミアム感を築くかが重要になってくるわけですが、プレミアムは10年以上かけて作り込んでいくものだとしています。

そして、プレミアム戦略をとる場合は、たくさん売ろうとしない、作り手の主観に共感できるファンを作る、マーケティングではなくストーリーテリング(作り手の主観とこだわりをじっくり伝える)ことをポイントとしてあげています。買い手から考える発想ではプレミアムはできないというところは、とても印象に残りました。

その他の具体例も豊富で文章もまとまっていて大変読みやすい本だと思います。





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