2008年04月06日

 ■ 【株式投資・ファイナンス】会社の値段

会社の値段を算定する必要性、値段の実体、値段の計算ツールを紹介する本です。経営者、投資家の両方ともに必読の書といえると思います。この本では、株主価値の評価には、DCF法PEREBITDA倍率があればOKというスタンスをとっています。(しかもDCF法とPERは本質的に同じであると説いています。このあたりの解説は本サイトに盛り込んでいきます。)

以下、計算ツールの公式です。
株主価値=企業価値+現預金などの余剰資産−有利子負債
DCF法における企業価値=FCF/(r-g)(DCF法の最も簡便なやり方)
rはリスク(通常はCAPMやWACC)、gは成長率
PER=株価/EPS=1/(r-g)
EBITDA倍率=企業価値/(営業利益+減価償却費)
(企業価値=時価総額+有利子負債−余剰資産)


本書を読んで、私なりに株主価値を評価するときのイメージを次のように考えました。
1.企業の内在的な価値が理論的に株主価値にどう表れるかをDCF法で見る。
2.WACCを使って市場がその企業の成長率をどう評価しているかをPERで見る。
3.会計方針や特別損益の影響を排除したEBITDA倍率で競合と比較をする。
こうしてまとめてみると、株主価値をクイックに求めるには、この3つの指標で十分だと思いました。(DCF法の精緻さによりクイック度合いはかなり変わりますが・・・。)



 

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投稿者 ふるて : 2008年04月06日 13:31



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