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ファシリテーターとは、参加者の心の動きや状況を見ながら実際にプログラムを進行していく人とされています。したがって、ロジカルなだけでなく、瞬時の判断力を必要とされる役割の人になります。そして、ファシリテーションとは、こうしたことを配慮しながらプログラムを進行することを表します
この本では、ファシリテーションを「人と人とのインタラクション(相互作用)を活発にし、創造的なアウトプットを引き出すもの」と定義しています。1+1を2以上にするようなポジティブな化学反応を起こすことが優れたファシリテーションの効果だとしています。
話はある会社の物語を中心に展開されていきます。開発経験のない女性が自分より年上の技術者達を束ねて目標に向かっていくという荒唐無稽な物語ですが、逆にこんな状況でも優れたファシリテーションがあれば、道を切り開いていけるということを教えてくれます。
また、この本では数々のフレームワークが紹介されています。
・SWOT分析
・ジョハリの窓
・タックマンモデル
そして、様々なファシリテーションの道具も紹介されています。
・目隠し道案内
・パーキングエリア
・スノーフレーク
などなど。
物語形式なので非常に読みやすい本です。
京セラの稲盛さんは、「値決めは経営である」と言っています。そして値決めは経営者の哲学にも起因してくるものだと言っています。それくらい商品やサービスの価格を決定するという行為は会社にとって重要なことだということです。実際、マーケティングの4P(製品、価格、流通、プロモーション)と言われる現代マーケティングの代表的なフレームワークの中でも、利益を決定付ける要素は価格以外にありません。
価格の決定方法には様々なものがありますが、大きくわけると次の3つです。
1.コストとマージンを積み上げて決定する方法
2.競合他社を見ながら決定する方法
3.顧客が考える価値で決定する方法です。
製品やサービスを考えるにあたっては、顧客に与えることができる価値は何か(あるいは与えるべき価値は何か)を考え、次にどの値段なら顧客が買ってくれるかを探り目標価格を設定し、原価を決めるのは目標価格設定の後になります。余談ですが、個人的体験を踏まえて言うと、マーケティング担当者が最もやりがいを感じるのは3で、やりがいを感じにくいのは1ではないかと思います。
さて、この顧客が考える価値を調査する面白い方法があります。それはPSM分析というものです。これは、ある製品やサービスの価格について4つの質問を消費者に投げかけることで、その製品やサービスの上限価格や理想価格などを知ることができる分析方法です。
実際に私も、とあるサービスを導入する際に、この分析を使いました。結果、自分が予想していたレンジの中に理想価格が収まったのもあって、まずまず使えるなという感触です。値決めで迷ったときは、こういうやや科学的な手法に頼ってみるのもよいかもわかりません。
ところで、個人的興味として、これを株価に当てはめてみるというのがあります。ただ、株価の場合は、どこまで下がっても安すぎるということは無いかもわかりませんね。(ということは、理想価格は存在しないのかも!?)
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PSM分析