2007年11月19日

 ■ 企業のコンプライアンス違反を見抜くのは難しい

ニチアスの耐火性能偽装が大きな問題として取り上げられています。少し前には、北海道や三重の名物がリサイクル(?)をしていた問題で製品の自主回収をしたことが取り上げられていましたが、最近この手の話題には事欠かないようです。

私自身、いろいろな業界の知り合いから話を聞くと、こうしたコンプライアンス違反と言えるような問題を闇で抱えている企業は決して少なくないとのこと。今のところ問題になっていないだけだというわけです。

では、表ざたになるケースとして何があるのか。「消費者団体が訴えるなどの外部告発」のケースと、「社員の内部告発」のケースがあります。

消費者団体が訴えるケースとしては、恨みを持っている取引先が消費者団体に情報を流して告発などがありそうです。社員の内部告発としては、会社が従業員に恨みを買われるような働かせ方をして告発というケースもあるでしょう。いずれもステークホルダーとの関係がうまくいっていないと、やっている内容がグレーゾーン(それも今までは業界の常識だったこと)でも告発に至ってしまうようです。

一度表ざたになってしまうと、マスコミからは格好の攻撃ネタになることから大々的に報道されて、株価は急落というケースに至ってしまうようです。

では、そういう企業を見破る方法はあるか?

はっきり言って簡単に見破る方法はないでしょう。実際に職場の雰囲気や従業員を見て、企業の風土・価値観は何かを長い時間をかけて観察するしかないように思います。(7Sでいうソフトの4Sですね)

だとすると、こうしたリスクをも加味した上でポートフォリオを組むことが重要なんでしょう。

ちなみに、7Sの理論でいくと、いくらハードの3Sを変えても、ソフトの4Sは簡単に追従しないので、一度不正を見過ごす風土が出来上がってしまうとなかなか変えるのは大変なんでしょう。今回のように表ざたになって世間からの冷たい反応を受ければ話は別でしょうが。。。



 

« 10/24はサイト開設3周年でした 気が付けば3年経過 | N's spirit 投資日記| 【経営戦略】ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する »

投稿者 ふるて : 2007年11月19日 22:45



●トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nsspirit-cashf.com/mt/mt-tb.cgi/482





●コメント

●コメント記入欄




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)



Copyright (c) N's spirit. 2004-2006 All rights reserved.