2007年07月01日
昨日、粉飾決算の話を書きましたが、書いているうちにどんな会社が粉飾に手を染めてしまいがちなのかという疑問が出てきたので少し考えてみました。
私の考えでは、おそらく経営理念、社会貢献、VISION、こういった企業が本来もっていた目的を忘れて、株価や利益といった目的を達成するための手段にフォーカスをあてすぎた企業に粉飾の芽が出てくるのだと思います。企業にとって、経営理念、VISINOというものは利益や株価といったもの以上に重要な要素です。もちろん株価や利益が重要でないわけではありませんが、これらは企業の持つ目的を達成するためにある手段でしかないわけです。
本来の目的に照らせば粉飾のような法令違反は起こらないわけですが、目的が株価や利益になった瞬間、本来の目的はどこかに追いやられて粉飾に走ってしまうのでしょう。ワールドコムやライブドアなどはまさに株価上昇を目的としてしまったために破綻しました。
われわれ投資家にとっても株価は非常に重要な指標なので、ついつい株価ばかりを追ってしまいがちです。しかし、それでも企業のもっている目的(企業理念、VISION、社会への貢献)が何で、その目的を達成した結果として利益や株価がどうなるのかということをよく考えて投資をしたいと思っています。なぜなら、目先の株価を追って投資する投資家は、やはり目先の株価を追っている企業を選んでいる可能性が高くなると思うからです。(このあたりは自分への戒めでもあるわけですが・・・)
目先の株価を追わない投資というのは、私のスタンスである長期投資になるわけですが、これからもこのスタンスを守っていきたいものです。(真に企業を見極める目があるかは別として・・・)
ちなみに、企業が目先の株価を追って法を犯してしまう例が粉飾決算なら、投資家が目先の株価を追って法を犯してしまう例としてインサイダー取引があります。くれぐれも注意したいところです。
<参考>粉飾決算の基本パターン
« 弱小ガンマンの取るべき選択 | N's spirit 投資日記| バフェットポートフォリオ 2006年末 »
投稿者 ふるて : 2007年07月01日 22:17
●トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nsspirit-cashf.com/mt/mt-tb.cgi/464