2007年06月17日
先回の日記で紹介した本の中から、面白いケースをひとつ紹介します。
A、B、Cという3人のガンマンが三者決闘に臨みました。第1ラウンドではA、B、Cという順にそれぞれ1発ずつ銃を撃てます。そして生き残ったものは再びA、B、Cという順に1発ずつ銃を撃つことができます。
各ガンマンにとって最良の結果は1人だけ生き残ること、次によいのが2人生き残ること、3番目によいのが全員生き残ること、最悪なのは自分が殺されることです。
各ガンマンの命中率は以下のとおりとします。
A : 30%
B : 80%
C : 100%
さて、このときにガンマンAが最初にとるべき行動は何でしょうか?
もし、ガンマンAがBを狙って命中させれば、CがAを撃ってAは殺されます。また、AがCを狙って命中させれば、BはAを狙い80%の確率で殺されます(仮に命中しなくても、次のラウンドでAは30%の確率でしかAを殺せないので、実際に殺される確率は80%以上になります)。
では、どうすればよいか?
ガンマンAは1発目を空に向けて撃つなりしてわざと外すことです。そうすると、Bは自分の身を守るためにCを狙わざるを得ず、外した場合はBはCに殺されます。そうして、次のラウンドでAはBかCのどちらか生き残った方を撃てばよく、生き残る確率は命中率の30%以上に引き上げることができます。
この話は自分が3番手以降にいる場合は、トップや2番手の実力者同士を互いに競わせて疲弊させてから勝負に挑むべきということを物語っています。
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投稿者 ふるて : 2007年06月17日 23:13
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