2007年05月06日
我々が普段、有価証券報告書等で目にする財務諸表は、財務会計の原則に基づいて作成されています。財務会計とは、投資家向けに適正な利益を計算することを目的とした会計です。
この財務会計とは別に税務会計というのがあります。税務会計とは、企業が支払うべき税金を計算することを目的とした会計です。
財務会計では、利益=収益−費用で計算しますが、税務会計では、課税所得=益金−損金で計算されます。利益と益金、費用と損金が同じものであれば特に問題はないのですが、実際にはそこに差異があります。
その差異には永久普遍に生じている永久差異と一時的に生じる一時差異があります。後者の一時差異があると、企業の純利益が税効果によって大きくブレてしまうので、税効果会計と呼ばれる処理をしてブレを修正します。
我々が(株式などの)投資の意思決定をする上においては、財務会計を理解していれば十分だと思いますが、税務会計の知識が少しあるとより企業の実態を正確に捉えることができるようになるのでしょう。自分で投資先の企業の財務諸表をいじる場合(例えば会計方針の変更があったときに、変更がなかったと仮定して利益の推移を自分で計算するような場合)にも考え方を知っておくだけでも役立つと思います。
余談ですが、これらとは別に、会計には投資の意思決定やコスト管理、収益管理などをするための「管理会計」というものが存在します。
<参考>
税効果会計
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投稿者 ふるて : 2007年05月06日 22:21
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