2007年05月09日

 ■ ロングテール現象〜購買意欲の高いテール層

今日は4月16日号の「日経ビジネス」で読んだ記事について紹介します。

問題把握や解決策検討の手法としてパレート分析というものがあります。これは横軸に要因・要素、縦軸に件数などのボリュームをとったグラフ(パレート図)から、ボリュームの多い要因をあぶりだして集中的に対策するための分析です。(参考:パレート分析

従来型ビジネスはこのパレート図のなかのボリュームゾーンを重点的に取り扱うのが一般的でした。ところが、最近はテール部分をかき集めてビジネスをするパターンが増えています。

つまり、テール部分を限りなく長くして、従来のボリュームゾーンをはるかにしのぐ品揃えをしてビジネスを展開するわけです。代表例として、アマゾンがあります。アマゾンは、ニッチな本を膨大に扱うことで、店舗型における従来のボリュームゾーンをはるかにしのぐ売上を上げているわけです。これをロングテール現象といいます。

さて、ここからが記事の内容なのですが、どうやらこのテール部分の顧客というのは非常に購買意欲が高いそうです。例えば、ネットで「ゴルフ」と検索するボリュームゾーンに比べ、「ゴルフ+クラブ+(メーカー名)」などで検索するマイノリティの方が最終的にネットで買い物をする率が高いというわけです。

これは結構面白い考察で、直感的にも当たっていると思います。おそらく私のホームページの常連さんになるような人も、ニッチワードでたどり着いた人が多いと推測しています。(その前にどの程度常連さんがいるかはわかりませんが・・・)

この他にも、最近は正規分布ではなく、ベキ分布(簡単にいうと正規分布の両端が横に長い分布)のものが多いという記事がありました。その代表例が年収であったり、人口分布であったりするというわけです。


最近では「平均的な」というのが、その集団の代表的存在ではなくなりつつあるので、「平均」そのものに意味がなくなっているのではないかと思います。また、マジョリティである「平均な人」はあくまで平均で、魅力的なセグメントとはなりえないことも念頭においておくべきなんでしょう。



 

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投稿者 ふるて : 2007年05月09日 23:16



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