2007年05月27日
財務諸表を見るときは、実態に照らして考えることが重要だということを前の日記で書きました。特に会計方針の変更があったときは、算出された利益を疑ってかかり、方針の変更がなかったとしたらどの程度の業績だったのかを把握することの重要性を書きました。(ちなみに会計方針の変更は有価証券報告書の財務諸表の注記に必ず記載されています。)
もちろん(本音が仮に利益操作だとしても)利益操作を目的とした会計方針変更は許されていないので、変更には正等な理由がつけられるはずですが・・・
さて、ここまで話の流れだと、利益よりもキャッシュ偏重というかたちに捉えられそうですが、決してそうではありません。一応利益というのは、会計原則のなかの「費用収益対応の原則(費用と収益はそれらの因果関係に即して計算すべきという原則です)」に則って計算されているので、利益という指標が我々に与える示唆は計り知れません。(そうでなければ利益計算そのものが不要ですからね・・・)それに他にも様々な決まりごとがあるので企業(特に上場企業)としても、むやみやたらと利益創出することはできません。
ただそれでも、利益は作られやすいものだという認識をもった上で、活用することを考えるべきです。特に株式投資をする場合は、PERやROEの計算の際に、本当に財務諸表のデータをそのまま使っていいのか?ものすごく良化しているように見えるが、何かこれまでとは違う前提はないか?を常に疑っておく必要があるでしょう。
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投稿者 ふるて : 2007年05月27日 22:18
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