2007年03月21日

 ■ ファイナンス理論 自社株買いと株価の変動

最近、財務とか会計の話に対して感度を高めているのですが、面白い記事を発見したので紹介します。

第4回 170億円の時価評価が125億円〜クレイフィッシュの企業価値の低迷とファイナンス理論〜

ファイナンスの理論では、自社株買いをしても株価は上がらないということになっています。なぜなら、会社の資金を投入して、株式を購入するので、株主価値と発行株式数が同じだけ低下するためです。

しかし、それは理論上の話で、往々にして自社株買いというのは投資家の心理に影響を与えて株価変動の要因となるようです。例えば、「会社が自社の株を買うということは、会社の考える価値より株価の方が低いからでは?ならば今なら買いかもわからない」というような感じです。

さて、先ほどの記事、後半の部分で自社株買いで株価が上がるケースを取り上げていますが、これも面白いですね。経営能力の疑わしい経営者が現金を持っていることで、現金を保有していること自体のリスクが大きいととらえられて株価が低くなっている。それを自社株買いすることによって、適正な株価に戻るというケースです。

理論とそれに基づく前提を考え、その前提が崩れたときにどういうことが起こるのか?そんなことを考えてみるとファイナンスも非常に楽しいですね。



 

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投稿者 ふるて : 2007年03月21日 22:24



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