2007年03月22日

 ■ 誰がリスクを背負うのか 変動費と固定費

私は、本サイトとブログを同じドメインで運営しています。半年ほど前まで、ブログは別のブログサービスを用いていたのですが、ブログも同じドメインに吸収してしまいました。

同じドメインで運営すると、何かあったときのリスクは非常に大きいです。例えば、同じドメインでの運営でだと、何かあったときに全てのデータが飛びます。しかし、同じドメインで一元的に管理できて非常にラクです。本サイトとの統一感も出しやすくなります。

これは、会社でいうと、業務をアウトソースするか自社の社員にやらせるかという話に似ているわけです。アウトソースした方がリスクが小さく、自社の社員にやらせるほうがリスクは大きいというわけです。先日友人と話をしているときに会計学の観点でそれを示すものがあるという話を聞きました。それは、損益分岐点分析に使う、変動費と固定費です。

会計学では、変動費は売上に連動して変化する費用、固定費は売上には関係なく発生する費用として捉えられています。ところが、その友人曰く、変動費は他人にリスクをとらせているもの、固定費は自分の会社でリスクをとっているものにだそうです。

確かに、損益分岐点の計算式に基づいて、変動費率と固定費を変化させたとき、変動費率が大きい方が、売上が上がったときの儲けは少なくなりますが、売上が下がったときの損失も少なくなります。逆に固定費の割合が大きいと売上が上がったときの儲けは大きくなりますが、売上が下がったときの損失も大きくなります。

先ほどの業務のアウトソースの例でいくと、アウトソースすることは変動費率を上げることになり、自社の社員でやらせるということは、固定費を上げていることになるわけなので、意味合いとしては十分に納得できます。

ちなみに変動費と固定費の割合はどれがよいという話ではなく、考え方の違いだと思います。ハイリスクをとってハイリターンを狙うなら固定費を上げたほうがよいわけですし、ローリスク・ローリターンでいきたいなら変動費率を高めておけばよいわけです。



 

« ファイナンス理論 自社株買いと株価の変動 | N's spirit 投資日記| 経営指標の変遷 最近は事業リスクを含む指標が主流に »

投稿者 ふるて : 2007年03月22日 22:23



●トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nsspirit-cashf.com/mt/mt-tb.cgi/470





●コメント

●コメント記入欄




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)



Copyright (c) N's spirit. 2004-2006 All rights reserved.