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以前紹介した、ロジカルシンキングと同じ著者の本で、姉妹本と言えると思います。ロジカルシンキングが論理思考の概念的な話だったのに比べて、この本はタイトル通り書くということにフォーカスした内容で、論理をガチガチに固めたい人向けと言えるかもわかりません。(本サイトのコンテンツでも紹介しているピラミッドストラクチャーの作成方法をこってり詳細まで説明しています。)
主なポイントは、
1.抽象的な言葉を使わずに具体的に書く
2.集めた情報から言えることをきっちり書き手なりに解釈して見出しに書く
3.文章の中で、一番言いたいことが何か相手に伝わるように書く
の3つです。
昨日紹介した仮説思考で結論を最初に考えて、調査した情報をロジカルライティングで書ければ、それだけでできるビジネスマンになれそうです。
多くの人は、情報量が多ければ多いほど、優れた意思決定ができると思い込んでいるが、実際に多くの情報を集めようとすると、それだけでタイムオーバーになってしまう。しかし、仮説思考を身に付ければ、仕事の生産性は大幅に向上し、短時間で良質なアウトプットが出せるようになると書いています。
この本では、一貫して結論を最初に出してから、詳細を調査することを推奨しています。最初のうちは気持ち悪くても、それが生産性を上げる第一歩だとのこと。一旦、仮説(結論)を定めれば、あとはそれを論理的に解説できるようにすることだけを考えて情報調査をすればいいので、生産性が上がるということでしょう。論理性を高めるには、ピラミッドストラクチャーが有効なんでしょう。
他の論理思考系の本と併せて読むといい本だと思います
ちなみに、本サイトの中の「論理思考をプレゼン資料に活かす」というコンテンツで、資料はチャートメッセージから作れと書いていますが、これもまさに仮説思考になると思います。
私は仕事がら、よく商品の市場規模を分析したり、出荷予測を立てたりします。そこから、自社の商品がどの程度のシェアをとれそうなのかを考えていきます。
そんなわけもあって、先日知人が言った一言に一瞬耳を疑ってしまいました。その知人は、「こないだ中国に言って、中国人にシェアの話をしたら、「シェアって何だ?何でそんなこと気にするんだ?自分の会社の売上がどの程度伸びるかが重要だろう」と言われたよ。」と言うんです。
日本では、多くの産業が成熟してきて、売上UPのためには、シェアを奪うか、単価を上げるかという状況になっているので、シェアは必然的に気にする指標になっています。ところが中国では事情が違うのでしょう。おそらく、中国はシェアを気にしなくていいくらいの成長をしているのではないでしょうか。
最初は無茶苦茶な話のように思いましたが、よくよく考えると「確かにそういう考え方もあるな」とある意味目から鱗でした。
今のところ、サンプル数が少ないので、中国人のほとんどがこの考え方を持っているかはわかりません。ただ、シェア重視の感覚が必ずしも正常な感覚とは言えない気もするので、中国人の大多数がこの考え方を持っているようだと、自分の考え方はある意味危険だと思っておいた方がいいかもわかりません。
先日(の話ばかりで恐縮ですが)、ある有名サイトで記事を書いていらっしゃる方とお話する機会がありました。その方自体は、失礼ながらさほど有名ではないので、普通にしていればサイトで記事を書いているなんて気づくことはなかったのですが、頂いた名刺にその有名サイトのことが書いてあって気づいたわけです。
この方は中小企業を経営しているのですが、私はその方に会社経営で何を一番気にしているかを聞いてみました。そこで、出てきた答えは「競合との差別化」です。先日の日記でも、中小卸売業の経営者から「差別化」の思いを聞いたことを書きましたが、ここでも出てきたキーワードは「差別化」でした。
差別化と一言で言っても、いろいろな方法があります。例えば、マーケティングの面だけで考えても、製品・サービスの差別化、価格の差別化、販売網の差別化、広告宣伝の差別化があります。コモディティ品を扱っていればいるほど、販売網や広告宣伝での差別化が大きな要素になりますが、中小企業だとそこに大きなお金をかけるわけにもいきません。
結果として、サービスの部分で、少しでも競合と差別化しようとして、あの手この手を考えているわけです。(ちなみにその方は、サイトに記事を投稿することを、広告宣伝の替わりとしているようでした。パソコン好きそうなので、趣味の面もありそうでしたが・・・。)
しかし、これだけ会う人会う人に「差別化だ」と言われると、自分も何か差別化しないといけない気持ちに駆り立てられます。自らの差別化要素を、差別化できる人や企業を見つけるスキルとともに育てていきたいと思います。
先日、家電量販店に行く機会がありました。最近、私は電化製品を買う機会がなく、量販店に行くのは1年ぶりくらいでした。久しぶりの量販店なので、いろいろな電化製品をじっくり1時間半くらいかけて、見て回りました。
その中で、感じたことは各売り場ともにいわゆるアクセシブル・ラグジュアリー(手の届く贅沢品)的な商品が目白押しということです。
掃除機で言うとダイソンのサイクロン式の掃除機、洗濯機で言うと、松下電器のななめドラムの洗濯乾燥機などがアクセシブル・ラグジュアリーと言えるでしょう。
これは電化製品に限ったことではありませんが、大手企業は次々に単価アップを目論んだ商品を投入しています。各企業とも市場規模が飽和している中で成長するためには、単価アップが鍵と見ているのでしょう。
家電製品の中で、パソコンやパソコン周辺機器、デジカメにはあまりアクセシブル・ラグジュアリーといえる商品はなかったのが特徴的でした。このあたりの商品は単価アップできるような付加価値をつけるのが難しくなっているのでしょう。パソコン関係の商品はどれ使っても大差ないですし(パソコン関係で付加価値がつけられるのはアプリケーションくらいでしょうか)、デジカメは高価なものはマニア向けという感じがしますしね。
商品をいろいろ見た感想では、松下電器の強さが際立っているように思います。各売り場で一押し商品になっている割合は松下電器が一番でした(これは商品の良さだけでなく、チャネル支配力や営業力も含めての総合力が影響しているんでしょうが・・・)。株価がITバブルの水準並に回復してきていることも、強さを物語っているのではないかと思っています(他方で、ソニーはまだ株価が地を這っていますね)。
電化製品以外でも、業界の商品が一同に会する量販店を見て回ると、結構業界内での力関係がわかって面白いかもわかりませんね。
余談ですが、その量販店で松下電器のマッサージ器「REAL PRO」の試乗(?)が出来たので実際に使ってみました。感想は、最高に気持ちよかったです。私は人の手によるマッサージはあまり好きではないのですが(上手い人にやってもらったことがないのかも??)、このマシーンは肩、腰、足を同時にマッサージしてくれるので、人の手では味わえない感触を味わうことができます。15分くらい座っていましたが、気持ち良すぎて爆睡しそうでした・・・。
ちなみに小売価格は最新式で40万円オーバー。私にとってはぎりぎりアクセシブルなラグジュアリーでした。
みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年末に「どうも年末の雰囲気がしない」言いましたが、年が明けても、やっぱりどうも年始の雰囲気がしません。インターネットの普及で国境が無くなりボーダーレス時代になったと言われていますが、ボーダーレスになっているのは国境だけではないのでしょうか。
とは言っても2007年になったのは事実ですので、この1年の自分なりのビジョンをしっかり描いておきたいところです。
2007年の目標は、このサイトに関連するところでいくと、サイトの継続的な成長を図ること、自己の経営学のスキルを伸ばすこと、そして資産運用でROA10%を達成することです。
サイトの継続的な成長というのは、最低限としてこの日記を継続することでしょうか。あとは各カテゴリーをそれだけでひとつのサイトにできるくらい深掘したいとも思っています。
経営学のスキルとしては、昨年は定性的な内容(具体的には経営戦略やロジカルシンキング)を主体に学んだので、今年は定量的な内容(具体的には財務・会計等)を主体に学ぼうと思っています。
資産運用面については、投資効率(投資した額ベースでの利益率)ではなく、あくまで(現金を加えてやレバレッジの影響を除いた)総資産ベースの利益率にこだわっていきたいと思います。もちろん投資効率も重要指標ですので軽視はしませんが・・・。
それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。