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2006年05月15日
 ■ ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプトは、2005年に全米でベストセラーを記録した本です。

この本は、農耕社会、産業社会、情報化社会と歩んできた現代社会が、新しい局面「コンセプト社会」に入ろうとしているという話から始まります。


新しい局面を迎える3つの理由として、
1.先進国はこれまでにない豊かさになっていて、人々は物的な面だけでは満足しなくなっていること、
2.アジアには有能でありながら先進国の人に比べ格安で仕事を人材が山ほどいること、
3.単純作業はコンピューターが代行していく時代になっていくこと
を挙げています。


こうした中で、他の人より(コンピューターや単純作業者にはできない)クリエイティブなことを実現できる人が成功者としての道を進んでいくと言っています。


そして今後は、右脳主導型の人間が成功者になり、そのためには右脳を刺激する六つの感性を磨きなさいという内容になっています。


この本は、巷にあふれるいわゆる「成功の法則」といった類の本とは一線を画し、現代社会の情勢から考えた今後の成功者の必要条件を提示しています。そして、訳本なのに読みやすい。その辺は、さすが大前研一氏(訳者)です。


これを読むと、我々サラリーマンは、世界の人材と競争する時代に来ていることを感じさせられます。


バフェットは、消費者独占的で価格弾性力のある商品を生む会社に投資しろと言います。これをアレンジすると、会社はその人にしかない独創的な能力を持った人間に給料を払えという時代になるということでしょう。






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