2006年01月29日
■ 勝率6割でも負けてしまうゲーム
リスク管理について、今読んでいる本に面白い実験の結果があったので紹介します。
ラルフ・ビンスという先物や株式、オプション市場のコンピューターによるトレーディング戦略を開発したトレーディング・コンサルタントがいます。
ビンスは、博士号を持つ40人を対象に次のような実験をしました。
・勝率60%のコンピューターゲーム
・ゲームの回数は100回
・手持ちの掛け金は1000ドル
・毎回好きなだけ賭けられる
勝率60%のゲームなので、最終的に1000ドルより増やした人は半数以上いるだろうと思ってしまいます。ところが、1000ドルより増やしたのは、たったの2人だったそうです。
このゲームは毎回10ドルづつ賭ければ、平均して1200ドルの利益を得られます。ところが、参加者は負けが連続すると掛け金を大きくして、勝ちが続くと掛け金を小さくするという傾向があり、最終結果は1000ドルを下回ってしまうそうです。
利益を最大化するには、毎回資金の20%を賭け続けるとよいそうです。平均で7490ドルまで増やすことができるそうです(詳しい解説までは載っていませんでした)。
簡単に言うと、負けているときは少なく賭けて、勝っているときは大きく賭けることが重要だということです。
勝率60%という極めて優位性の高いゲームでも、資金管理を間違うと勝てないという非常に興味深い実験結果だと思います。
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投稿者 ふるて : 2006年01月29日 23:52
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