2005年10月26日
■ 花王 元会長の話
3ヶ月ほど前に花王の元会長である常盤氏の講演を聴く機会があったので、その内容を少し紹介します。
常盤氏によると景気が回復基調にある中で、業績が伸びている企業と依然停滞(あるいは低迷)している企業に2極化しているだそうです。そして業績を伸ばしている企業は質を選択し、停滞している企業は量を選択しているそうです。
業界構造上、他社との差別化が難しい中で質を追求していく企業こそが、これから伸びていくと断言していました。
さらにメーカーこそプロダクト・アウトが必要だと言い切っていました。近年、マーケット・インが重要だと言われている中でのこの発言には少し驚きました。
常盤氏の主張は、作った商品が実際にどのように使われているか、よく分析し、想定外の使われ方をしていないか?など徹底的に調査すべきであるということでした。つまり昔のような売りっぱなしではなく、作って、売って、調査することが重要だということです。
私は、この考え方はメーカーだけでなく、さまざま業種に通じるような、ある種普遍性のあるものだと思いました。特にネットビジネスのような低コストで顧客に価値を提供できるようなビジネスにマッチするのではないでしょうか。
« 10/24はサイト開設1周年 | N's spirit 投資日記| 下請法(下請代金支払遅延等防止法) »
投稿者 ふるて : 2005年10月26日 23:55
●トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nsspirit-cashf.com/mt/mt-tb.cgi/523