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2005年10月30日
 ■ 下請法(下請代金支払遅延等防止法)

下請法とは、下請業者の利益を害することがないように定められた法律のことです。下請法が適用される業種は、修理委託、製造委託、情報成果物作成委託、役務提供委託、金型製造委託の5つだそうです。

下請法の禁止事項を簡単に説明すると以下のとおりです。
1不当な値引き
2下請け業者に非がないにも関わらず受領拒否
3下請け業者に非がないにも関わらず受領後に返品
4下請け業者からの金品や役務の提供
5不当な短納期発注

下請法は発注業者の資本金が1000万円を超えいていて、下請業者の資本金が1000万円以下の場合に適用されます。また、下請業者の資本金が1000万円以上の場合でも、発注業者の資本金が3億円を超える場合にも適用されます。


2004年に下請法が改正され、罰則も厳しくなっています。特に下請法に違反した場合は、会社に最大50万円、そして担当者個人にも最大50万円の罰金が科せられます。

昔ながらの付き合いで、なあなあで伝票をやりとりしたり、無理な納期設定をしてもらったりした場合に、担当者同士で合意が取れていても下請側の担当者の上司などが告発して処罰されるケースも考えられるようです。

特に大企業は社員に下請法を遵守させることは必須の取り組みは必須になっています。



2005年10月26日
 ■ 花王 元会長の話

3ヶ月ほど前に花王の元会長である常盤氏の講演を聴く機会があったので、その内容を少し紹介します。


常盤氏によると景気が回復基調にある中で、業績が伸びている企業と依然停滞(あるいは低迷)している企業に2極化しているだそうです。そして業績を伸ばしている企業は質を選択し、停滞している企業は量を選択しているそうです。

業界構造上、他社との差別化が難しい中で質を追求していく企業こそが、これから伸びていくと断言していました。


さらにメーカーこそプロダクト・アウトが必要だと言い切っていました。近年、マーケット・インが重要だと言われている中でのこの発言には少し驚きました。

常盤氏の主張は、作った商品が実際にどのように使われているか、よく分析し、想定外の使われ方をしていないか?など徹底的に調査すべきであるということでした。つまり昔のような売りっぱなしではなく、作って、売って、調査することが重要だということです。


私は、この考え方はメーカーだけでなく、さまざま業種に通じるような、ある種普遍性のあるものだと思いました。特にネットビジネスのような低コストで顧客に価値を提供できるようなビジネスにマッチするのではないでしょうか。



2005年10月23日
 ■ 10/24はサイト開設1周年

N's spirit は10/24でサイト開設1周年を迎えます。

本サイト、ブログとも相互リンクをして頂いた方には大変感謝しています。また、オールアバウトやヤフーで紹介されたことは大変嬉しく思っています。

サイトの区切りということで、アクセス解析を始めた2ヶ月前から昨日までの当サイトへのアクセス状況を簡単にまとめてみました。

●ユニークアクセス 
サイト全体で1272人/日 (平日1564人/日、土日祝674人/日)

火曜と水曜のアクセスが多く、土日祝はめっきりアクセスが減ります。


●アクセスランキング(検索エンジン)
1位yahoo  83.5%
2位MSN   14.6%
3位google 1.7%

ヤフーがダントツです。


●アクセスランキング(相互リンク)
1位株式投資情報 Puffettの銘柄選び 0.1%
2位そういちろうの株式投資三昧 0.07% 
3位IPO web - IPOと株式情報 - 0.03%

いつもありがとうございます。この3サイトは他を大きく引き離しています。1位のPuffettさんは当サイト初の相互リンクサイトです。


●人気ページ(トップページを除く)
1位株式・経営用語集 2.49%
2位経営用語 限界利益とは 2.46%
3位損益計算書の読み方、見方 2.40%

他のページも僅差で続いています。


これからもN's spirit をよろしくお願いします。



 ■ 企業分析 9983ファーストリテイリング

●事業概要
衣料ブランド、ユニクロを全国に展開しています。カジュアル衣料のシェアはダントツのNO.1です。徹底したコストダウンにより高品質で低価格な品揃えを実現しています。今後は低価格戦略から脱却していく方針を打ち出しています。

●財務
※収益性
2001年に過去最高売上高を記録して以来、売上高は低迷していました。利益率も2001年を境に急激に落ちましたが、最近良化傾向にあります。

※安全性
2001年以降、良化傾向にあります。

※今後のポイント
戦略転換のによって、売上高、利益率の両方が改善されるかもしれません。

理論株価:10228円


売上高総利益率 48.0%
売上高営業利益率 18.8%
売上高経常利益率 18.9%
売上高純利益率 9.2%
ROE 13.0%
流動比率 230.2%
当座比率 193.4%
自己資本比率 67.0%
固定比率 37.6%
債務償還年数 0.00年
ICR 261.1倍



 ■ 企業分析 2685ポイント

●事業概要
SPA型カジュアル衣料専門店のチェーンです。ビームス等のセレクトショップとユニクロなどの大衆向けカジュアルの中間の価格帯を狙った商品を取り揃えています。経営指標が年々良化傾向にあります。

●財務
※収益性
ここ数年でかなりコストダウンが進んでいて、売上高総利益率が5年前に比べ10%上がっています。在庫回転月数が5年で半分になっていて、これは業界トップのファーストリテイリングよりも効率的に在庫回転していることを表します。運転資本、有形固定資産がすくないためROICがかなり高くなっています。

※安全性
ここ2年で良化していて、有利子負債も5年での1/3になっています。

※今後のポイント
今後の利益率上昇が未知数ですが、仮に今の水準を保ったとしても株価には割安感があります。今後が注目です。

理論株価 : 5649円

売上高総利益率:60.4%
売上高営業利益率:19.9%
売上高経常利益率:19.8%
売上高純利益率:10.8%
ROE:30.2%
流動比率:183.6%
当座比率:167.5%
自己資本比率:58.3%
固定比率:51.6%
債務償還年数:0.05年
ICR:389.9倍



 ■ 企業分析 7751キヤノン

●事業概要
LBPの世界シェア6割を占めるほか、カメラや複写機でも国内トップクラスとなっています。製品の輸出比率が80%を超えています。

●財務
※収益性
ここ数年で財務体質がかなり良化しています。利益率は年々UPを続けていて、純利益率で見ると1994年に1.6%だったものが9.9%まで上がっています。

※安全性
有利子負債を着実に減らすなど、安全性指標は随分改善されています。

※今後のポイント
売上高の増加、利益率の増加、在庫回転率の増加等、全ての指標を改善する余地がありそうです。


理論株価:4888円


売上高総利益率 49.4%
売上高営業利益率 15.7%
売上高経常利益率 12.9%
売上高純利益率 9.9%
ROE 15.5%
流動比率 227.0%
当座比率 177.3%
自己資本比率 61.6%
固定比率 61.3%
債務償還年数 0.02年
ICR 203.8倍



 ■ 企業分析 4452花王

●事業概要
家庭用製品、化粧品、その他産業科学製品や業務用の製品を取り扱っています。合成洗剤シェアNO.1です。2003年には「ヘルシア緑茶」を発売して話題になりました。これまで柱となってきた、石鹸、洗剤は単価の下落もあって、売上は伸び悩んでいます。ブランド力はあるので、市場を独占できる事業開拓が鍵にになりそうです。

●財務
※収益性
ここ数年、売上高、利益率ともにほぼ横ばいとなっています。

※安全性
ここ数年、安全域で安定しています。

※今後のポイント
利益率の上昇が2001年を最後にストップし、最近はほぼ横ばいです。リストラをやり尽くしたのでしょうか。今後は競争の激しい業界の中で売上高をどう伸ばすかがポイントになりそうです。


理論株価:2607円


売上高総利益率 56.8%
売上高営業利益率 13.0%
売上高経常利益率 13.4%
売上高純利益率 7.7%
ROE 16.1%
流動比率 136.7%
当座比率 98.0%
自己資本比率 65.1%
固定比率 89.2%
債務償還年数 0.21年
ICR 117.4倍



 ■ 企業分析 4502武田薬品工業

●事業概要
医家薬中心で医薬品業界総合シェアNO.1を誇っています。帝国臓器製薬、ビオフェルミン製薬に出資しています。遺伝子関連の「ゲノム創薬」の開発でも国内では一歩リードしています。

●財務
※収益性
ここ数年、飛躍的に利益率を改善しました。売上高純利益率は10年前に比べて約4倍です。業界トップの利益率となっています。

※安全性
年々良化していて、申し分ないレベルにあります。

※今後のポイント
利益率改善がどこまで進むか未知数ですが、売上の増加がポイントになりそうです。


理論株価 : 6707円


売上高総利益率 75.1%
売上高営業利益率 34.3%
売上高経常利益率 39.4%
売上高純利益率 24.7%
ROE 13.9%
流動比率 539.0%
当座比率 513.1%
自己資本比率 78.6%
固定比率 28.8%
債務償還年数 0.03年
ICR 884.85倍



 ■ 企業分析 8087フルサト工業

●事業概要
機械工具、鉄骨関連資材、鉄骨関連部材の3事業を柱としています。売上は機械工具事業が7割ほどを占めています。鉄骨関連はマーケットシェアと利益率の高い事業になっていて、営業利益率は9%程度になっています。機械工具事業のマーケットシェア拡大と鉄骨関連の新商材投入に注力しています。

●財務
※収益性
ここ1、2年でマーケットの需要が旺盛になっていて、売上、利益、利益率のいずれも大きく伸ばしています。

※安全性
ここ数年、一定水準を保っています。


理論株価:2566円


売上高総利益率 10.4%
売上高営業利益率 5.1%
売上高経常利益率 5.7%
売上高純利益率 2.4%
ROE 8.5%
流動比率 158.3%
当座比率 138.7%
自己資本比率 50.5%
固定比率 55.8%
債務償還年数 0.00年
ICR



 ■ 企業分析 7606ユナイテッドアローズ

●事業概要
カジュアル・フォーマル、メンズ、ウィメンズを問わずに品揃えをしているセレクトショップを運営しています。取り扱い商品はベーシックの物が多く老若男女問わずに利用されています。新規出店数を抑え、既存店舗の拡大を軸にして、幅広いニーズに対応する品揃え充実を事業戦略の基軸にしています。因みに私も個人的によく利用しているブランドです。

●財務
※収益性
売上高利益率がここ2年で低下しています。棚卸資産が多いため当座比率があまりよくありません。棚卸資産の回転月数は1999年に1.6ヶ月でしたが2004年には2.7ヶ月になっています。

※安全性
ここ2年は有利子負債が増えています。

※今後のポイント
これ以上、利益率を改善するのは難しいと思います。売上高の増加と年々悪化傾向の在庫回転率の上昇がキャッシュフローを伸ばすことになるでしょう。


理論株価:2788円


売上高総利益率 53.2%
売上高営業利益率 13.1%
売上高経常利益率 13.0%
売上高純利益率 7.5%
ROE 18.5%
流動比率 223.3%
当座比率 97.3%
自己資本比率 68.0%
固定比率 51.3%
債務償還年数 0.29年
ICR 412.3倍





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