2005年04月30日
■ 株式投資と埋没原価
経営の意思決定の中で、複数のオプションの原価の差額から収益分析を行うことがあります。これを差額原価収益分析と言いますが、その中に埋没原価という言葉があります。
埋没原価とは、どのオプションを選択しても発生する原価のことで、経営の意思決定には無関係な原価です。しかし、実際はこの埋没原価に惑わされることが多々あります。
保有株式の売却をするか、保有し続けるかのオプションを考えるとき、株式の取得価格はどのオプションを選択しても同じなので、埋没原価になります。しかし、この意思決定には無関係なはずの埋没原価を我々は強く意識してしまいます。30万円で買った株式を10万円では売るのに躊躇してしまうのです。
本来、保有株式の売却判断は、今後の見通しを考えたときに、取得価格に関係なくピークに近いと判断すれば売りで、まだ上がる余地があると判断すれば保有のままとなるべきなのでしょう。
経営の意思決定にしても、株式投資にしても、ここまで冷静な判断が利益を確実にしていくのでしょう。
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投稿者 ふるて : 2005年04月30日 23:05
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