N's spirit 投資学・経営学日記 | 2004年12月 »
今の円高に対して日本の対米輸出企業は結構冷静なようです。大手企業の7割は来年3月分くらいまでのドルを107円程度で予約済みとのことです。これは、いわゆるオプション取引ですね。原油高のときは、原油のオプション取引で航空会社はある程度先の原油価格を安値で予約していました。
原油高といえば、最近原油高の影響で原材料価格が高騰しているようです。しかし、材料価格の高騰は原油高の影響だけではないようです。中国市場の材料供給が追いついていないらしく、中国が材料を高く仕入れているようです。そのため、材料メーカーは「日本で買ってくるないなら中国に売るからいいよ」というスタンスをとるため、仕入れ側は渋々値上げを了承しているようです。
昔は外国にお金を落とすより、日本にお金を落としたいという企業も多かったようですが、最近は自社利益優先の風潮になっているようです。
中国株投資家として、熱い中国市場の今後が楽しみです。
ここ数日ほど財務分析をしている中で、おもしろい銘柄が浮上してきました。
それは2685ポイントです。ポイントは2003年のカジュアルウェアのシェア第6位で、主に若い女性をターゲットにしたブランドを展開しています。N's spiritの銘柄分析でも取り上げましたが、ここ数年の財務改善で高利益率の体質になっています。衣料品は競争が激しいですが、そこを勝ち残っていく土壌ができていると感じます。
具体的には利益率と在庫回転率が他のカジュアル衣料を扱う企業に比べてかなり良いという特徴があります。
利益率に関しては、10月の中間決算では経常利益率が20%近くまで上がっています。粗利率も60%近くあり、あのローコスト経営で知られるファーストリテイリング(粗利率48.0%)より高くなっています。(銘柄分析では10月の中間決算のデータを入れていません)
在庫回転率も衣料品を扱っているとどうしても悪くなってしまうと思いますが、かなり水準が高いといえるでしょう。
そんな訳で今後の売上高成長と利益率成長を見込んで現物買いの発注を入れました。明日が楽しみです。
そういえばポイントは相互リンクサイトのPuffettさんも注目していました。
偉大な投資家ウォーレン・バフェットの銘柄選択術をまとめた本です。ファンダメンタル分析に基づく投資をする人にとっては必携の書といえるでしょう。
優良企業の見つけ方、期待リターンの判断方法などを、投資の初心者でもわかるようにシンプルでありながら、かつ本質的な部分をしっかり突いた内容にまとまっています。投資家だけでなく、経営者にとってもとても参考になる本だと思います。
私は、この本を読んだ後に、財務や経営の勉強を始めましたが、知識が身に付けば付くほどこの本に書いてあることが本質を突いた素晴らしい内容であると実感しています。